生活と制作㉓ 2021年12月

生活

2021年5月 階下リフォームによる大騒音。猫体調崩す。家主及び管理会社に相談するが相手にされず。転居を決意する。

2021年9月 実習を終えて即転居。転居先の隣の住人がヤバイ方で2日で元の部屋へ避難する。(契約は9月いっぱい残っている)

2021年10月 信頼できる不動産屋さんを紹介してもらい転居する。翌日、隣の部屋から騒音等の嫌がらせ始まる。こればっかりは住んでみないとわからないことである。二回連続というのもなかなかだが、2022年2月の国家試験までは我慢することにする。

2021年12月 11日 深夜、騒音に耐えきれず110番。警察の方が丁寧に対応してくださる。警察という第三者が介入してくれたことにより事態を客観的に捉えることができるようになった。

       12日 相談支援の窓口に相談した結果、避難することを助言頂く。引っ越し業者に連絡し見積もりに来てもらう。管理会社へ退去に関する連絡を行う。職場に退職の旨伝える。

       13日から17日は通常通り勤務。警察が来てくれた日から3日だけ静かになったがそれ以降騒音はあいかわらずである。心を無にして日々を過ごす。17日退職。

       18日 猫とともにフェリー・さんふらわあに乗り込む。南港を出発する。

       19日 鹿児島県志布志港到着。車で熊本へ。球磨郡の親の家へ避難。一室を間借りする。

       20日 引っ越し業者により荷物が到着する。親の家に長居するつもりはない。住居が決まり次第引っ越すので荷物は納屋へ放り込む。


失業保険についてハローワークに電話で問い合わせた。また別日に直接窓口にて就労相談をした。その際の専門職の方々のアドバイスの心強いこと。どこかの管理会社とはエライチガイである。もちろん残念な方もおられるとは思うが、これもまた運か。失業保険を利用して長い目で見た仕事探しをといった具合である。

仕事をやめるまでは2,3ヶ月のんびりするのなんて余裕だろうと思っていたがなかなか無理である。屋根はあるが家が無い「広義のホームレス状態」である。親の家があるからいいではないかと言われるかもしれないが少し事情が違う。親の住んでいる家は古い平屋である。先の豪雨による災害により柱は傾き、雨漏れも酷い。雨漏れの酷い部屋は黒カビだらけである。畳や家具は腐り異臭を放っている。幸い家は広いので親が寝起きする部分はまだマシである。しかし私が寝起きする部屋は黒カビの部屋とふすま一枚隔てるだけである。そのふすまも家自体が傾いているのでろくに閉まらない。猫のおもちゃであるボールを床に置くと勝手に転がっていく。ふすまの模様が淡い水玉模様でかわいいなあと思っていたがこれはすべてカビである。衣装ケースを机にして勉強している。いつ倒壊するかわからない恐怖、カビに包まれて暮らす不快感。いち早く自分の家と呼べる場所で落ち着きたい。

制作

完全ストップ 

生活と制作④ 2020年5月にてラフに使用する機材について書いた。DP-008単体の場合とスマホにDAWを入れた場合、結局DP-008の方が手軽じゃんという内容であった。それはスマホで録音するなら別途インターフェイスとマイクが必要で結局荷物が多くなってしまうと思ったからである。

私のように低価格帯の機材で戦う人へ武器を供給する商人ZOOM先生から「Am7」というものが発売されていることを知った。スマホのUSB端子に直接挿せるマイクである。これならスマホのDAWを利用したスケッチが楽になるかもしれない。DP-008はその名の通り8トラック。仮歌録音用にステレオトラックをインポートすると使えるのは6トラック。それ以上重ねる場合は別SONGとして立ち上げて使用していた。これが結構面倒だと思うこともあった。その課題がスマホDAW+Am7の組み合わせではクリアできるのではないか。落ち着いたら試してみよう。
(同じくZOOM先生からR20という新作のMTRが発売されたが、これは多機能すぎて私の用途に合わない。理想はR8からリズムマシンとかエフェクトとか排除してコンパクト化した8トラックのハンディレコーダーである。)

PCはその時点で¥29,800-のものを買う。それから数年後、使えなくなったその時点でまた¥29,800-のものを買う。そうすれば私の中ではちゃんと数年分の進化を感じることができる。デジタル機器等は日々進化してくれている分野だからこそ感じることができるものである。ギター本体などのアナログな分野ではこの手法は使えない。10年前10万円で買えたスペックのものを今買い直そうとすると20万円することなどざらである。

音楽を含む文化的なものに触れようという気が起きない。それらはある程度生命を維持できることが約束されてやっと手にすることのできる喜びである。私は現状その段階に無い。しかし、この状況でもアルバムを制作すること、そのために生活を立て直すことに対してなんの疑いもない。ヒトとして生まれてきたのだから、ヒトとして生きたい。ヒトは歌を歌ったりする生き物である。ヒトとして最低限の健康で文化的な生活。望むのはただそれだけである。

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