生活と制作㉛ 2022年8月

生活

先日舞台を見てきた。
http://mum-cocoon.com/
人が作った物を見て感動している人を見て感動した。
辛い思いをして作り上げたものに、拍手をしてくれる人がいるということを知ることができた。それは自分にとって希望となった。しかし、自分の生活からは遠すぎて、その距離が見えるものだから余計に心を圧迫していく。ここからそこに行くまでの工程を知っている。何回も往復した道だ。分かっている。何をどうすべきか。でも、飯を食うことと乖離しすぎていて怖い。あそこに行こうとすると飯も食えなくなる。生活は細々と自己実現の対極でこの個体を維持するだけである。
作品を見て考えてしまうのはやはりお金のことである。この日のチケットは¥3,500-。バンドのワンマンで¥3,500-で全国回れるバンドはもう相当食えているバンドだ。2004年、THE BACK HORN先生のアルバム「イキルサイノウ」リリースツアーのBIGCATワンマンが前売り¥2,500-当日¥3,000-だ。バンドと舞台では勝手が異なることとは思うが、チケット代¥3,500-で全国回れる舞台の関係者の何割が飯を食えてるのだろう。ギリギリ食えてるではダメなんだ。怪我で医療機関を受診すると生活が困窮するような状態は食えてるとは言えない。ここからあそこにいこうとすることはブレーキのない車を運転するようなもの。でもたどり着いたという知人もいたりして。それにまた嫉妬して。

制作


2022年の8月に私が制作したものはカップ麺くらいである。湯を注いだ。
味はしっかり天ーだった。
昨月の日記にて『白地の帽子にカタカナで「サマー」と書かれた帽子』のことを書いた。それを見てくださった作者様が送ってくださった。ありがとうございます。
カップ麺しか作っていない。

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