アラフォー弱者男性がタイミーでアルバイトしてみた！！

タイミーでバイトしてみた！

時間があってお金が無かったので単発のアルバイトをすることにしました。アルバイト情報サイトに何件か登録してみましたが、あまりしっくりくるものがありませんでした。そんな中で見つけたのがタイミーというアプリでした。

タイミー | すぐに働けてすぐにお金がもらえる

Timee, inc.無料posted withアプリーチ

比較的短時間の求人が多いこのアプリが自分にはぴったりでした。例え行ってみた仕事が合わなくても2.3時間なら少し我慢すれば終わります。
アプリの使い方については他のサイトのほうがわかりやすいので、ここではやってみた仕事内容と超個人的な感想について書きます。

やってみた仕事

①　青果店　4時間

野菜の仕分けをしました。スーパーの名前が書かれた袋に野菜を入れていくという単純作業。あっというまの4時間。最初の仕事がこれでよかった。心が傷つくことなく、収入を得ることができるということがわかりました。この成功体験により、次の日雇いに応募することができました。この仕事は後にもう1回行きました。

②　ピザのデリバリー　5時間

原付で配達する仕事です。全く土地勘が無い場所での仕事でしたが、バイクにスマホホルダーが完備されているのでマップに従って行くだけです。スマホのおかげで原付免許があれば全国どこでもできます。これもあっという間の5時間。全部で3回行きました。

③　倉庫作業A　5時間

流れてくる箱を台車に積む仕事。箱の中身は飲料です。若かりし頃飲料の量販店でアルバイトしていたので飲料の箱を持つことには慣れていました。力というよりかは、コツで持つという感じです。
この仕事が一番好きでした。倉庫も新しく、広くて清潔でした。全部で4回行きました。

④　倉庫作業B　7時間

倉庫作業Aで味を占め、もう少し時間の長い別の倉庫作業に行ってみました。が、こちらはかなりハードで大運動会でした。重いものを時間内永遠に運び続けました。汗だくになり、現地でアクエリ3本買って飲みました。達成感は格別でしたが、飲み物代がかかったのでタイパは悪くなってしまいました。

久しぶりにアルバイトをしてみて

これまで、労働というものはとても辛いもので、その辛いことに耐えた対価として賃金を得ることができると考えていました。今回、タイミーを利用して何件かアルバイトをしてみて、働くこと本来の楽しさをもう一度感じることができました。何も辛い思いをしなくてもお金をもらってもいいということを思い出すことができました。仕事を終えた後の気持ちの良い疲れと達成感を味わうことができました。

日雇い労働をしみて

通常、お仕事をしようとすると「どこのだれか」がとても重要視されます。本人の住所氏名年齢、そして保証人まで必要です。タイミーというアプリの登録の際に簡単な個人情報を入力しましたが、それ以外に現場では一切個人情報を問われることがありませんでした。決められた時間に行って「タイミーから来ました」と言うだけです。名を名乗る必要はありません。「日雇いの人」として勤務し、名前を呼ばれることもないのです。完全に名前がなくなった状態で仕事をすることができるのです。もっと言うと、悪いことですが、Cさんがアプリを登録して、そのスマホを持ったDさんが働いても誰も気が付かないでしょう。それをしてよいということではなく、それくらい「自分が誰であるか」ということから離れることができるのです。年齢、性別、経歴など関係ない「どこのだれでもない状態」で仕事をして、役に立ち、それにより賃金を得ることができるのです。私たちは普段有名して生きています。有名することにより権利と呪いを同時に取得します。日雇い労働という環境で、その呪縛から解放された瞬間というのは、まさに背中に羽が生えたような心持ちでした。自己から離れることにより、自己肯定感を回復することができました。しかし、この国では有名しなければ社会保障を受けることができません。

アラフォーからのアルバイトおすすめ！

たまたま自分が行ったところがよかっただけかもしれませんが、とてもよい経験になりました。仕事なんて選ばなければいくらでも良い仕事があるということも知ることができました。
今の仕事に悩みのある方はもちろん、ない方も、単発アルバイト、超おすすめです！！若者よりもアラフォー以上の方のほうがいろいろ取り戻せる感覚があるかもしれません！いや、まあそもそも失わなわないほうが良いのだけれども！
底辺ライフを楽しみましょう。